豚肉
2021.05.13
豚は、雑食ですが、草が大好きです。鶏や牛もそうですが、家畜は緑餌(青草)を好みます。そして、広い空間で、ストレスのないように育て、飼料にも気を使うことが大切です。最近、家畜や家禽にアニマルウェルフェアに則した飼い方をと世界的に求められています。日本は非常に遅れていますが…。
市販の豚は、妊娠期の豚は、身動きが取れない状態であり、そのことにより、仔豚が圧迫しすることが多いです。環境的にも悪く、運動不足が心配されます。そして、子豚のしっぽは、切り落とされています。飼料はあらかじめ農協などから買った配合飼料を主に与えます。
豚肉も野菜などと同じで、いい環境(土壌)で育てられ、飼料(肥料)にもこだわることが、いい豚肉となるではないでしょうか。
2021.05.05
お米も野菜同用、土の状態と気温の温度差がおいしさにつながります。もちろん、無農薬・無化学肥料であることが重要ですが、おいしいお米というのも必要となってきます。おいしいお米は、ご飯が冷めたときにわかります。おにぎりや冷ご飯にした時においしいと思うお米が本当においしいお米です。新米で炊き立てのお米はどのお米もそこそこおいしいのです。
農薬で重要なことは、ネオニコチノイド系農薬を使っていないこと。現代病と言える病気の原因は、ほぼ農薬から起因していることが多いです。ネオニコチノイド系農薬は神経系に作用して、蜂などが有名ですが、巣に帰れなくなるなどの弊害があります。人も発達障害になる可能性が高いと最近、言われ始めています。その意味でもネオニコチノイド系農薬は、茎や実に残こる可能性が高いので気を付けましょう。
ここで重要なことは種もみです。種もみの段階で、ネオニコチノイド系農薬を使っている可能性は高いです。そのため、種もみを自家採取している農家がよく、その時に殺菌剤を使っていないことが重要となってきます。ほとんどの農家は農協に種もみを買っていますので、栽培期間中無農薬・無化学肥料でも種もみの時点でネオニコチノイド系農薬を使っていると本末転倒です。
市販のお米は、苗の段階で、殺虫剤や殺菌剤を最低でも4回使います。農薬を使うことにより、斑点米を減らすためにしていますが、最近の技術により、斑点米は、選別機で選別できますので、農薬を減らすことも可能なはずです。
当会のお米は、冷えても炊き立てもおいしいお米です。ぜひ、あつあつのご飯とおにぎりを味わっていただきたいです。
しょうゆ
2021.04.28
日本の醤油の90%は、アミノ酸醤油といって、脱脂大豆、ビールかす、ふすま、コプラミールなどを原料としたものを塩酸で加水分解して、ソーダ灰(水酸化ナトリウム)で中和し、ろ過して水、食塩、および、添加物を加えて調味したものです。風味や香りが少ないため、アミノ酸中和液に糀を加え、短期間熟成させます(3ケ月)。これは、戦後、物資不足のため、脱脂大豆で醤油を作っていました。その、醤油が豊かになった現代でもふつうの醤油となっているのです。
本当の醤油というものは、大豆、小麦、塩でつくったもので、熟成期間も2~3年と長く、旨味、香り、味もいいものができあがります。その中で、原料のいいものを使えば、またおいしい醤油となるのです。
牛乳
2021.04.21
今日は牛乳についてです。10年ほど前から、牛乳は体に悪いという話を聞くようになりました。牛乳を主食する国や民族がいるのに少し疑問に思います。実は、現在の牛乳の90%以上は、高温殺菌で、スタンチョン(立って座るだけしか動けない)の飼い方で、飼料も牛が好きな草ではなく、乳脂肪率を高めるため、カロリーの高いトウモロコシなどの濃厚飼料を与えているのです。ですので、日本の牛乳は体に悪いということになるのです。
体にいい牛乳は、低温殺菌、ノンホモジナイズ(脂肪球を破壊していない)、体を自由に動かすことのできる放牧など、そして草をよく食べているということになるのです。低温殺菌やノンホモジナイズは技術的なことですので、どこでも手に入る可能性はありますが、放牧した牛乳はなかなか手に入れることができません。牛乳を主食とする国は、たいてい放牧で、低温殺菌牛乳なのです。
今後、たまご同様、国際的な考えから、アニマルウェルフェアの推進により、日本の酪農の飼い方(スタンチョン)も問題となることでしょう。
野菜
2021.04.14
野菜は、無農薬・無化学肥料の野菜がよいでしょう。そして、土で育てることも重要です。農法には、循環農法や自然農法という農法があります。農法より、大切なことは土の状態です。土は、人と同じで、肥えていても、瘦せていてもダメです。土がいい状態なら、無農薬で難しいとされる白菜やキャベツも上手に作ることができます。そのためには、土をいい土にする必要があります。そのために、有機肥料を入れる必要があります。
野菜は一年を通して、端境期が2回あります。野菜の種類は同じものになりがちですが、旬のものを食べることは体の調子を整える効果があります。料理で工夫して、旬の野菜をたくさんたべることはよいことですね。

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