知りたい情報は流通段階で止まっている
2025.02.06
添加物に限らず、原料がどの国から輸入されているか、どの国で加工されているか、また遺伝子組み換えの農作物は使われているか、残留農薬の試験結果など、消費者にとってはとても関心が高いことのはず。また、表示されないキャリーオーバーの理由、一括表示の中身も気になりますね。これらの情報は、メーカーはこと細かに書類にして取引先に提出しています。商品カルテというA4サイズで4~5枚に及ぶ書類には、今述べた情報の他、配合表、使用添加物の品名と量、製造工程まで書かれています。しかし、それはラベルのスペースに限界があり、しかも表示の義務がないため、私たちの知りたい情報は、小売店の段階で止まってしまいます。裏ラベルにこれらを記載することはできなくても、パッケージのQRコードやホームページで見られるようにできるはず。一部のメーカーはQRコードからパソコンで企業のホームページを開き、原産国などを知ることができます。情報公開を丁寧に行っている企業ほど、信頼できるのではないでしょうか。
 2月、転勤の時期となっている。今年は転勤をする人が多いようだ。よく年配の方から、人生は短いと聞く。やっと短いかもと思い始めた(笑)。人は完璧ではない。失敗を必ずする。しかし、トライ&エラーの繰り返しを愉しみ、自分が嫌なことは相手にもなるべくしないということをモットーに歩んでいこうと考えている。自分がされたら嫌なことを交渉の材料として使う人もいるようだが、どうなんだろう?私はやりたくないが、最近、流行っているのかな(笑)。

- CafeLog -