アトピー乳児に早期治療
2023.05.19
アトピー性皮膚炎の乳児に、早い段階から塗り薬などを使った積極的な治療をしたところ、卵アレルギーの発症を4分の1減らせたとの研究結果を、国立成育医療研究センターのチームがまとめた。卵に含まれるアレルギー原因物質は、主に皮膚の炎症部位から入り込むと体が異物と認識し、免疫機能が働き嘔吐などアレルギー症状引き起こす抗体が作られるとの仮説が知られていた。ただ、それが臨床研究で確認されたことはなかった。アトピーはかつて、卵や牛乳、小麦など食物アレルギーを引き起こしやすいものを食べることで悪化すると言われ食事制限などが行われてきた。しかし、近年になってアトピーの発症後に、食物アレルギーを引き起こした例が報告されるようになってきた。アトピー治療を早くするほど、食物アレルギーの発症率が下がるという報告があったが、詳細な裏付けはなかった。この場合、病院に行くのが適切だと感じる。アレルギーに関し、医師に尋ねた際、医師は「アレルギーは患者自身が努力し、完治していく。私自身、治療に関しての知識を与えるのみだ」とおっしゃっていました。そして、なぜアレルゲンを食べて治るかの医学的根拠はまだ確立されていないともおっしゃっていました。
食品添加物表示のこと
2023.05.16
例えば、ソフトドリンクの缶に「ビタミンC」や「V .C」と書かれています。体に良さそうな印象を受けますが、化学物質の「L-アスコルビン酸」が酸化防止剤として使われている可能性があるのです。L-アスコルビン酸より一般的に広く使われているとされる名称「ビタミンC」や「V .C」と表示されます。これは、物質名ではなじみがないなどの理由で、一般的に広く使われているとされる名称(簡略名や別名)での表示が認められているからです。使用目的や性質(水溶性か油溶性かなど)の異なる物質が、ひとつの簡略名で表示されてしまい、何が何の目的で使われているかはっきりわかりません。そして、L-アスコルビン酸は遺伝子組み換えのトウモロコシからつくられている可能性もあるのです。
他に何十種類もの「簡略名」があります。2011年に添加物としての表示が義務付けられた「加工でんぷん」はアセチル化アジピン酸架橋デンプン、アセチル化酸化デンプン、アセチル化リン酸架橋デンプンなどの11の物質が「加工でんぷん」という簡略名で表示されています。
他に何十種類もの「簡略名」があります。2011年に添加物としての表示が義務付けられた「加工でんぷん」はアセチル化アジピン酸架橋デンプン、アセチル化酸化デンプン、アセチル化リン酸架橋デンプンなどの11の物質が「加工でんぷん」という簡略名で表示されています。
いちごの残留農薬値
2023.05.10
農水省の「輸出相手国の残留農薬基準値に対応した生果実(いちご)の病害虫防除マニュアル」によると、「日本の残留農薬基準値が輸出相手国の基準値と比べて高いので輸出促進のためには相手国基準をクリアできる農薬使用体系が求められる」と記述しています。りんごや お茶についても同様に輸出相手国と比較して高い国内農薬基準が輸出のネックになってます。イチゴの輸出先として一番多い台湾との残留農薬規制の比較しても日本の数値はケタ外れに大きいのです。