マーガリン?
2023.06.09
マーガリンは、フランスのナポレオン3世が人口増加、相続く戦乱で乳製品が不足したため、バターの代用品として懸賞募集したのがきっかけで発明。牛脂から得た透明の油に同量の牛乳を加えて乳化させたバターの様な製品をギリシャ語で真珠を意味するマーガリンと命名。その後、家庭用電気冷蔵庫の発達とともに冷蔵庫から出してすぐに塗れない当時のマーガリンは衰退。ところが、20世紀初頭「硬化油」(ラードのように常温で固体化する油)が発明され、従来不可能であった魚鯨油までを食品固形脂肪としてマーガリンの主原料することができるようになり復活。
現在の日本のマーガリンは、乳脂肪を含まない食用油脂に水等を加え、乳化させた可塑性(自由に形を変えられる)のある油脂で、油脂を80%以上含まれているものです。この油脂に「硬化油」が利用されています。硬化油の原料には、ヤシ油やコーン油などの植物性が使われます。しかし、業務用では魚油も使われることがあります。これらの油に水素ガスを反応させて硬化油をつくる。化学的には、不飽和脂肪酸を飽和脂肪酸に変化させるみたいです。この硬化油を造る過程でトランス脂肪酸が発生。ここで、乳化剤を混ぜ、まったく水が含まない状態がショートニング。トランス脂肪酸はWHO(世界保健機構)とFAO(国連食糧農業機構)の「食事、栄養及び慢性疾患予防に関する合同専門家会合」で、食事からのトランス脂肪酸の摂取は極めて低く抑えるべきとして、1日最大でも総エネルギーの1%未満にするように警告しています。そして、マーガリンは、加熱することにより、さらにトランス脂肪酸が増加するそうです。
マーガリンはバターのコピー、フェイク品です。動物性脂肪の摂りすぎは気になります。しかし、バターは伝統食品の1つです。砂糖もそうですが、摂りすぎが問題であって、バターそのものが悪いわけではありません(笑)
現在の日本のマーガリンは、乳脂肪を含まない食用油脂に水等を加え、乳化させた可塑性(自由に形を変えられる)のある油脂で、油脂を80%以上含まれているものです。この油脂に「硬化油」が利用されています。硬化油の原料には、ヤシ油やコーン油などの植物性が使われます。しかし、業務用では魚油も使われることがあります。これらの油に水素ガスを反応させて硬化油をつくる。化学的には、不飽和脂肪酸を飽和脂肪酸に変化させるみたいです。この硬化油を造る過程でトランス脂肪酸が発生。ここで、乳化剤を混ぜ、まったく水が含まない状態がショートニング。トランス脂肪酸はWHO(世界保健機構)とFAO(国連食糧農業機構)の「食事、栄養及び慢性疾患予防に関する合同専門家会合」で、食事からのトランス脂肪酸の摂取は極めて低く抑えるべきとして、1日最大でも総エネルギーの1%未満にするように警告しています。そして、マーガリンは、加熱することにより、さらにトランス脂肪酸が増加するそうです。
マーガリンはバターのコピー、フェイク品です。動物性脂肪の摂りすぎは気になります。しかし、バターは伝統食品の1つです。砂糖もそうですが、摂りすぎが問題であって、バターそのものが悪いわけではありません(笑)
梅ジュース
2023.06.05
【材料】
梅…1kg、ハチミツ…1L(1000g)、ガラス容器
【作り方】
①梅を洗い、梅のへそをとり、よく乾燥させる。
②①を容器に入れ、ハチミツを入れる。
③発酵するので、蓋は軽く締める。3ヶ月したら完成。
※①の後に冷凍して作ると1ヵ月で出来上がります。冷凍の方が梅のエキスを引き出すため、おいしく仕上がります。これがポイント!
梅…1kg、ハチミツ…1L(1000g)、ガラス容器
【作り方】
①梅を洗い、梅のへそをとり、よく乾燥させる。
②①を容器に入れ、ハチミツを入れる。
③発酵するので、蓋は軽く締める。3ヶ月したら完成。
※①の後に冷凍して作ると1ヵ月で出来上がります。冷凍の方が梅のエキスを引き出すため、おいしく仕上がります。これがポイント!
遺伝子組み換えでない表示がなくなる
2023.05.24
「遺伝子組み換えでない」という表示条件の厳格化されます。多くの人が豆腐や納豆を購入する際、参考にする「遺伝子組み換えでない」表示。最近、この表示が消えつつあります。消費者庁が2018年の検討会で表示の条件を厳格化することを決めました。2023年4月から新基準が施行されました。表示がなくなれば、消費者は遺伝子組み換えでない食品を避けることが困難になることでしょう。生活者の会の豆腐や納豆は「遺伝子組み換えでない」表示をもともとしていませんが、豆腐は国産大豆、納豆は山形産の無農薬・無化学肥料の大豆を使用しています。そして、遺伝子組み換えでない大豆です。