遺伝子組み換え食品表示1
2025.03.19
遺伝子組み換え作物を原料に使っていても、表示をしなくていい食品がいくつか存在します。食品の中において組み換えDNA及びこれにより生成したタンパク質が除去あるいは分解されていると判断されているものがそうです。醤油や食用油、トウモロコシで作られる果糖ブドウ糖液糖(甘味料)などが代表的な食品です。現在、清涼飲料水やほとんどのお菓子で、果糖ブドウ糖液糖を使用しています。
2へ続く…
鋼の錬金術師、弟を元の人間に戻すために、人の体を生成する錬金術を探すための旅。人は、その物質が何でできているかのだいたいの元素を把握できるようになった。その意味でも、果糖ブドウ糖液糖は、糖が何からできているのかを突き詰めたものであると思う(どんな食品からも作ることができるがコスト面でトウモロコシになっているのだろう)。しかし、人は糖のみを栄養としているのではないと思う。単純な構成でできたものは、体にとっては吸収されやすい。将来、人も「ごはん」を「エサ」のように考えるようになるだろうか。
2へ続く…
鋼の錬金術師、弟を元の人間に戻すために、人の体を生成する錬金術を探すための旅。人は、その物質が何でできているかのだいたいの元素を把握できるようになった。その意味でも、果糖ブドウ糖液糖は、糖が何からできているのかを突き詰めたものであると思う(どんな食品からも作ることができるがコスト面でトウモロコシになっているのだろう)。しかし、人は糖のみを栄養としているのではないと思う。単純な構成でできたものは、体にとっては吸収されやすい。将来、人も「ごはん」を「エサ」のように考えるようになるだろうか。
「芽どめじゃが」に注意
2025.03.14
「照射ジャガイモ」をご存知ですか。日本では、食品に放射線を照射して殺菌・殺虫などをする「照射食品」の流通・販売を禁止していますが、唯一の例外として北海道上士幌農協でジャガイモの発芽防止のための照射が認められています。ジャガイモの端境期にあたる2~5月頃に出回る可能性があり、要注意でした。放射線を照射した食品は誘導放射能化して、放射線を出す恐れがあることがわかっていますが、昨年、上士幌農協での照射ジャガイモの生産が終わりました。理由は、照射施設の老朽化のため、なくなるらしいです。しかし、原発が稼働している限り、いつかまたどこかで再開することでしょう。そして、最近はゲノム編集によって芽の出ないジャガイモを開発中らしいです。
無知というのは、怖いもの知らずである。知るということは、怖がりになる。怖がってもいいが、どうしてそうなるのかを理解し、日常を過ごしたいものだ!
無知というのは、怖いもの知らずである。知るということは、怖がりになる。怖がってもいいが、どうしてそうなるのかを理解し、日常を過ごしたいものだ!
PFAS(ピーファス)
2025.03.13
PFAS(有機フッ素化合物)。2024年5月、高槻市の大冠浄水場の地下水から最大24ナノグラム/1LのPFASが検出された。水道水は、地下水と淀川の水を9対1の割合で混ぜています。PFASは、工場などの産業廃棄物にて、検出されることがあります。しかし、PFASは日本では排出基準が設けていません。
PFASとはいったい何なんでしょう?PFAS類は1万以上の種類があります。そして、水をはじく特性があるため、ファンデーションや日焼け止め、防水スプレーなどに使用されています。大気中で拡散されやすく分解されにくい性質があり、人体やその土地に蓄積されやすい性質を持っています。化粧品やパーソナルケア商品に使用されており、日本では規制されていないのが現状です。最近、ニュースになっていて、色々と尋ねられたので、書いてみました。
PFASとはいったい何なんでしょう?PFAS類は1万以上の種類があります。そして、水をはじく特性があるため、ファンデーションや日焼け止め、防水スプレーなどに使用されています。大気中で拡散されやすく分解されにくい性質があり、人体やその土地に蓄積されやすい性質を持っています。化粧品やパーソナルケア商品に使用されており、日本では規制されていないのが現状です。最近、ニュースになっていて、色々と尋ねられたので、書いてみました。
食品用ラップ3
2025.03.12
2の続き…
メーカーの試験方法ではn-へプタンを使い、25度で30分。高温や長時間での検出結果はありません。
ポリエチレン製ラップは、可そ剤や粘着付着剤などを添加していないものが多いですし、食品に成分が溶出しにくいとされています。しかし、油分の多いもの、熱いものへのラップの使用は避けた方がいいでしょう。また、アルコールや酢を使った食品、酸味や塩分が強い食品も、長時間の接触は避けた方がよいでしょう。
最近、形状を変形できる蓋みたいなものが海外で売れており、サランラップの替わりとして注目を集めるだろう。使い捨てではなく、何回も使うことができ、デザインが豊富でオシャレ。いいですね。頑張ってほしいものです。
おわり
メーカーの試験方法ではn-へプタンを使い、25度で30分。高温や長時間での検出結果はありません。
ポリエチレン製ラップは、可そ剤や粘着付着剤などを添加していないものが多いですし、食品に成分が溶出しにくいとされています。しかし、油分の多いもの、熱いものへのラップの使用は避けた方がいいでしょう。また、アルコールや酢を使った食品、酸味や塩分が強い食品も、長時間の接触は避けた方がよいでしょう。
最近、形状を変形できる蓋みたいなものが海外で売れており、サランラップの替わりとして注目を集めるだろう。使い捨てではなく、何回も使うことができ、デザインが豊富でオシャレ。いいですね。頑張ってほしいものです。
おわり
食品用ラップ2
2025.03.11
1の続き…
プラスチックの安全性に詳しい日本大学前教授の片瀬隆雄氏の実験で業務用塩ビ系ラップの小片(9㎝四方)を油に似た溶剤(n-へプタン)に入れて、80度で90分、電子レンジで5分、常温の3条件でテストしたところ、成分の平均溶出量は7000ppmとかなり高い値が出ました。溶出した成分の中には、女性ホルモン様作用が疑われるアジピン酸エステル(可塑剤)が、かなり含まれていたということ。現在は、他の可そ剤を使用している製品が多くなっています。しかし、完全に安全とは言えるのでしょうか。片瀬氏によるとラップの原料素材量の約20質量%を占める可そ剤は、油分に一番溶出しやすく(1割移行)、ついでアルコールとなっています。
3へ続く…
最近、雨が多い。気になるがそういう時もあるだろう。雨の日でも気分が晴れるようなスカッとした気持ちで日常を過ごしたいものだ(笑)。
プラスチックの安全性に詳しい日本大学前教授の片瀬隆雄氏の実験で業務用塩ビ系ラップの小片(9㎝四方)を油に似た溶剤(n-へプタン)に入れて、80度で90分、電子レンジで5分、常温の3条件でテストしたところ、成分の平均溶出量は7000ppmとかなり高い値が出ました。溶出した成分の中には、女性ホルモン様作用が疑われるアジピン酸エステル(可塑剤)が、かなり含まれていたということ。現在は、他の可そ剤を使用している製品が多くなっています。しかし、完全に安全とは言えるのでしょうか。片瀬氏によるとラップの原料素材量の約20質量%を占める可そ剤は、油分に一番溶出しやすく(1割移行)、ついでアルコールとなっています。
3へ続く…
最近、雨が多い。気になるがそういう時もあるだろう。雨の日でも気分が晴れるようなスカッとした気持ちで日常を過ごしたいものだ(笑)。