豚肉
2024.09.10
 2019年、豚熱発生後、豚熱をきっかけに、養豚を続けるかを迷いつつ、何とか再開することを決心した生産者。彼は言葉数は少ないが考え方に芯があるように感じている。そして、アニマルウェルフェアの考え方を取り入れて豚の尻尾を切らないなど、豚舎も改修しました。母豚と仔豚がいる時間を長くするようにし、豚の気持ちに寄り添い養豚を行っています。年齢も40歳そこそこ?と一番いい時期らしい(笑)知らんけど。最近、家族も養豚を手伝うようになったそうです。僕も小さいときから知っている間柄ですし、おいしい豚肉ですので応援したいと思っています(脂身がしつこくない、そしてほんのり甘みを感じる)。そして生活者の会では豚の1頭買いを行っています。これは、生産者の豚肉を豚肉会員で、全ての部位を食べてみる。余ることなく全て食べきるという考え方です。
 誰しも大変な出来事は必ず訪れる。しかし、その時どう生きるかをまた自分自身に問われるかもしれない。大谷翔平が50.50をできるか楽しみにしている。ホームランや盗塁をすることを当たり前に見ている自分がいる。しかし、彼の努力と才能には驚いている。なおかつ、その日に記録が出なかったとしても見てて楽しい。生き方の勉強にもなっている(笑)。
アルミニウムの話
2024.09.05
 アルミニウムには神経毒性があり、動物実験のデータをもとに摂取限度が設定されていますが、日本人の摂取量はこれを超えるか超えないかすれすれの量です。厚生労働省などは認めていませんが、一部の専門家が指摘するアルツハイマー病のリスクを考えたら、もっとずっと低く摂取を抑える必要があります。私たちの生活で、最も多いアルミニウム摂取源は食品添加物、主として菓子類やミックス粉に使用される膨脹剤のミョウバンです。厚労省も2013年にミョウバンの使用を抑えるよう業界に要請したほどです。少しは減ったようですが、いまだに多くの菓子類にミョウバンは使用されています。そして一括名で「膨脹剤」としか書かれていないので、私たちは知らずに食べてしまっているのです。アルミ鍋(アルマイト加工されたものを含む)でも、古い鍋や、酸性またはアルカリ性の食品の調理、中性でも調理後に料理を鍋に放置すると、アルミニウムが溶出します。こうしたことに気を付ければ、アルミ鍋から溶出するアルミニウムの摂取量はそれほど大きくはありません。とくに幼児は、アルミニウムの摂取量に気をつける必要があるのではないでしょうか。
 私の大好きだったおばあちゃんが認知症になりました。そういえば、アルミの鍋を使っていたような気がします。摂取量はそれほどでもないと思いますが、塵も積もれば何とかという風になったのかなと。あの時、知識があれば、おばあちゃんにステンレスの鍋をプレゼントしたらと亡くなったあとに思う次第です。そして、この20年間、アルツハイマー病の死亡率が急増しているそうです。
マーガリンってなぜダメなの?
2024.09.04
 マーガリンは、フランスのナポレオン3世が人口増加、相続く戦乱で乳製品が不足したため、バターの代用品として懸賞募集したのがきっかけで発明されました。牛脂から得た透明の油に同量の牛乳を加えて乳化させたバターの様な製品をギリシャ語で真珠を意味するマーガリンと命名。その後、家庭用電気冷蔵庫の発達とともに冷蔵庫から出してすぐに塗れない当時のマーガリンは衰退しました。ところが、20世紀初頭「硬化油」(ラードのように常温で固体化する油)が発明され、従来不可能であった魚鯨油までを食品固形脂肪としてマーガリンの主原料することができるようになり復活しました。
 現在の日本のマーガリンは、乳脂肪を含まない食用油脂に水等を加え、乳化させた可塑性(自由に形を変えられる)のある油脂で、油脂を80%以上含まれているものです。この油脂に「硬化油」が利用されます。硬化油の原料には、ヤシ油やコーン油などの植物性が使われますが、業務用では魚油も使われることがあります。これらの油に水素ガスを反応させて硬化油をつくるのです。化学的には、不飽和脂肪酸を飽和脂肪酸に変化させると言います。この硬化油を造る過程でトランス脂肪酸が発生します。ここで、乳化剤を混ぜ、まったく水が含まない状態がショートニングです。トランス脂肪酸はWHO(世界保健機構)とFAO(国連食糧農業機構)の「食事、栄養及び慢性疾患予防に関する合同専門家会合」で、食事からのトランス脂肪酸の摂取は極めて低く抑えるべきとして、1日最大でも総エネルギーの1%未満にするように警告しています。そして、マーガリンは、加熱することにより、さらにトランス脂肪酸が増加します。
 マーガリンはバターのコピー、フェイク品です。バターはマーガリンより値段が張りますが、冷蔵庫から出したばかりだと硬くて使いにくいため、使う量も少量ですみます。香りも強いので、マーガリンより油の摂取が少なく、長い目で見ると経済的です。動物性脂肪の摂りすぎは気になりますが、何よりバターは伝統食品の1つです。砂糖もそうですが、摂りすぎが問題であって、そのものが悪いわけではありません。話は替わりますが、コーヒーフレッシュもフェイク品です。
生活者の会のタマゴ
2024.08.23
生活者の会のたまごは、4月から10月まで、ほぼ毎日青草を与えています。自由に動き回れるような平飼いで、青草以外にトウモロコシ、飼料米(6月より飼料米不足のため、国産大麦)米ぬか、魚粉、大豆粕など、できるだけ国産のもので、遺伝子組み換えされていない飼料を与えています。
市販の卵より、殻は厚く、黄色い黄身となっています。
 人もそうですが、暗い部屋で閉じこもって、太陽を浴びず、毎日同じ乾燥した ご飯を食べているといやになりますね。体を健康にするには、いい食事、睡眠、運動です。何事も食べすぎや、やりすぎ、食べないや何もしないも健康によくないです。いい加減がいいのですが、その加減が難しい(笑)。そういう意味では、私は得意な方だと思っています(^▽^)/。最近、とても楽しい日々を過ごして、翼が生えそうです。馬に翼かな(笑)。
再び「Re:復活」する食品添加物
2024.08.21
 禁止で使用不可となる添加物がある一方で、一度は禁止になりながらも、のちに再認可される添加物もあります。いわゆる「Re:復活組」です。甘味料の「サッカリンNa」などです。以前は、発がん性があるとして禁止になったが、カナダ製のサッカリンNaのことでありましたので、カナダと日本のものは製法が違うということで、安全性が確認されたとして再認可となるそうです。数の子や鯨の脂身の漂白に使う「過酸化水素」は条件付きで再認可。また小麦粉にふっくらとした粘りが出すための「臭素酸カリウム」は、発がん性があるとして1992年、国際的に問題となり。イギリス、ドイツ、中国では禁止。日本では厚生労働省が、パン業者に自粛の行政指導を行いました。が、加熱によって分解され、最終的にはパンに残存しないという理由から近年また使われるようになったそうです。
 油の酸化を防止するBHAは1982年、発がん性が確認され、本来なら全面禁止なるところでした。しかし、例外的にパーム油だけに使用を認めました。他の食品には禁止するということになりました。パーム油を例外としたのは、即席めん、ファーストフード、マーガリン、スナック菓子といった用途で日本に輸入されており、その輸送中の酸化防止の目的と考えられるそうです。
夏になると暑い暑い、冬になると寒い寒い、最近いい時期(春・秋)が短く困りますね。日本語を話さないアメリカ人の友人と「Whats App」で連絡をとり、英語の勉強中(笑)。通訳を友人に頼むつもりですが、あいつには負けたくないと思う今日この頃です(笑)

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