手作り味噌
2025.01.24
【材料】出来上がり約8kg分
大豆…1.7kg こうじ…3.0kg 天塩…870g カビ防止のため、上に乗せる塩、約1kg(上の面積で異なります)
セロハンまたは和紙(サランラップ等は使用しないほうが良い) 樽(カメ、またはガラス瓶でも良い) 桶
【準備】
①前々日、大豆を水につけておく。(大豆の2倍の水に20時間ほど)②翌朝から、はじめ強火あとは弱火で水を差しながらゆっくりと煮る。(圧力鍋で煮るときは、何回かに分けて煮汁がこぼれないように注意してください。親指と小指でつまむと、すぐにつぶれるくらいやわらかく煮てください。)③煮えた大豆はザルなどに上げ、手で潰しながら冷ましておく。(煮汁は取っておく)
【作り方】
①潰した大豆と糀、天塩を混ぜ、よく練りこみ、ソフトボールくらいの大きさに丸めておく。(耳たぶくらいの柔らかさがよい。このとき必要であれば取っておいた煮汁を使う。大豆は熱いときのほうが潰しやすいが、糀と混ぜるときにはよく冷ましておく事。)②丸めたものを樽の中に、隙間が出来ないよう、押し付けながら(空気を抜く)詰め込む。(隙間が出来ると、カビが生える原因になります。)③詰めた味噌のうえを平らにし、上からセロハン等で覆い、よく押し付けて(空気を抜く)上にカビ防止のための塩を載せる。④これを冷暗所で寝かせる。⑤夏を過ぎれば美味しい味噌の出来上がりです。

ポイントは、つぶした大豆と糀を混ぜるときは必ず大豆を常温に近い状態にすることです。寒い日が続きます。風邪には十分気をつけてください。この頃、フッと思ったことがあるのですが、コロナの時の非常事態宣言は一体なんだったんだろうと感じています。あのコロナの出来事を、何が正しく、何が間違っていたかの検証をしてほしいと思う次第です。パンデミックは、震災と同じようにまた起こると思います。とにかく、あれ以来、世界や社会は考え方の違いで分断という道を歩んでいるように思うのは私だけでしょうか。
もち米・お米(うるち米)
2025.01.23
 もち米のとぎ方はどのようにしたら、おいしい餅をつけるかの質問を受けたことがあります。最近はお米同様、精米機の能力が上がり、ぬかがつきにくく、もち米をつぶさないように軽く洗い、1晩置いてから炊飯器で炊くと、もっちりとなります。
 それと、うるち玄米を精米して白米にする場合。精米して、すぐに米を洗うと米が割れることがあります。精米するときに米に熱が残り、水にすぐにつけると温度差で米が割れる可能性があります。最近、精米器が小型化しており、食べる分の米をすぐに洗うことができるようになったためと考えています。
精米したコメが熱くなっている場合、急激な温度変化を避け、室内でしっかり冷ましてから洗うようにしてください。

掃除
2025.01.22
有害な化学物質を使わない大掃除に役立つ便利な汚れ落とし剤とその作り方のご紹介。
【汚れ落とし剤の材料】
重曹、台所用液体石けん、クエン酸、酸素系漂白剤
【作り方と使い方】
①重層クリーム(頑固な汚れ落とし)
重曹(1/2カップ)+台所用液体石けん(大さじ2弱)+クエン酸(小さじ1)+水を少しずつ入れながらクリーム状になるまで混ぜる。※レンジフード、グリル、換気扇、浴室タイルの目地のカビにこすり付けて落とす。
②クエン酸スプレー(消臭、水垢取り)
クエン酸(小さじ1)+水200cc。スプレー型の容器に入れる。トイレの臭い消しにワンプッシュ。シャワー、蛇口、鏡などの白くこびりついた水垢には、スプレーした上で水拭きしましょう。
③酸素系漂白剤クリーム(かび取り)
酸素系漂白剤1:重層1:ぬるま湯0.5の割合でペースト状に混ぜる。カビの気になる目地やゴムパッキンに塗り、2~3時間おいて洗い流す。

掃除は、性格が出ると思っています。まず、物が多いと物を片付けないと掃除ができない。頭の痛い話です(笑)。
そして、水回りの掃除もマメに洗っているとヒドイ汚れにはならない(笑)。しかし、楽して綺麗にしたいという人が多いではないでしょうか。僕もそう思っていますが…まずは掃除を好きになることから始めようっと!
2025.01.22 19:33 | 固定リンク | 未分類
2025.01.20
 市販されている植物性油の90%以上は、「ノルマルヘキサン」による石油系溶剤による抽出方法です。油の搾油工程でノルマルヘキサンを使用。精製工程でもシュウ酸・リン酸、水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)、活性白土、クエン酸、酸化防止剤などの化学製品が使われます。ノルマルヘキサンは強い毒性があり、多発性神経炎、肝機能障害といった慢性毒性も指摘されます。そして、高温で油を抽出するので、トランス脂肪酸が多く発生しますし、多くの添加物を加えます。
 マーガリンは、乳脂肪を含まない食用油脂に水等を加え、乳化させた可塑性(自由に形を変えられる)のある油脂で、油脂を80%以上含まれているものです。この油脂に「硬化油」が利用されます。硬化油の原料には、ヤシ油やコーン油などの植物性が使われますが、業務用では魚油も使われることがあります。これらの油に水素ガスを反応させて硬化油をつくるのです。化学的には、不飽和脂肪酸を飽和脂肪酸に変化させると言います。この硬化油を造る過程でトランス脂肪酸が発生します。ここで、乳化剤を混ぜ、まったく水が含まない状態がショートニングです。
トランス脂肪酸はWHO(世界保健機構)とFAO(国連食糧農業機構)の「食事、栄養及び慢性疾患予防に関する合同専門家会合」で、食事からのトランス脂肪酸の摂取は極めて低く抑えるべきとして、1日最大でも総エネルギーの1%未満にするように警告しています。そして、マーガリンは、加熱することにより、さらにトランス脂肪酸が増加します。
 油は人や動植物にとって必要なものだと考える。適量とれば、薬になるが、大量にとれば毒となる。しかし、その考え以外に、どのような油なのかを知る必要があると感じている。
アニマルウェルフェア(AWF)
2025.01.11
家畜福祉 アニマルウェルフェア(Animal Welfare,以下AW)は、家畜を苦痛やストレスの少ない環境で飼育し、病気や怪我を減らして健康に育てる畜産の方法です。日本では経済効率第一で多頭飼いの畜産を進めてきましたが、北海道では近年AWを取り入れる生産者が出てきました。当会の牛乳もその一つです。
動物福祉は世界の潮流にAWにおける最初の動きは1964年に書かれたイギリスのルース·ハリソンの著書『アニマル·マシーン(工場畜産)』からでした。命のある家畜を肉·乳·卵などの製造機械のようにしか扱わず、まるで工場のような畜産だと訴えたのです。イギリス国民の共感を得たAWの考え方は、1998年に欧州連合(EU)における「農用動物保護指令」の施行, 2005年からは国際組織である国際獣疫事務局(OIE)による世界家畜福祉基準の策定と大きく広がり、今やAW畜産は世界の潮流となっています。AW畜産の製品もEUはもとよりアメリカ、カナダ、オーストラリアなどの市場で流通し、消費者は自由に買うことができます。一方日本では、AWに準じたガイドラインは作られているものの、生産者や消費者にほとんど知られていないのが現状です。家畜は経済動物であり、快適性より経済効率第一に進めてきた日本の畜産には受け入れがたいのかもしれません。
日本の畜産業の9割近くが経済効率優先の飼育です。人と同じように「24時間戦えますか?」(リゲイン)の宣伝のように畜産業の動物たちも24時間戦い続けていたのです。そのおかげで安価な食品を手に入れることができたというメリットはあったかもしれませんが、失うものもあったような気がします。

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