再び「Re:復活」する食品添加物
2024.08.21
 禁止で使用不可となる添加物がある一方で、一度は禁止になりながらも、のちに再認可される添加物もあります。いわゆる「Re:復活組」です。甘味料の「サッカリンNa」などです。以前は、発がん性があるとして禁止になったが、カナダ製のサッカリンNaのことでありましたので、カナダと日本のものは製法が違うということで、安全性が確認されたとして再認可となるそうです。数の子や鯨の脂身の漂白に使う「過酸化水素」は条件付きで再認可。また小麦粉にふっくらとした粘りが出すための「臭素酸カリウム」は、発がん性があるとして1992年、国際的に問題となり。イギリス、ドイツ、中国では禁止。日本では厚生労働省が、パン業者に自粛の行政指導を行いました。が、加熱によって分解され、最終的にはパンに残存しないという理由から近年また使われるようになったそうです。
 油の酸化を防止するBHAは1982年、発がん性が確認され、本来なら全面禁止なるところでした。しかし、例外的にパーム油だけに使用を認めました。他の食品には禁止するということになりました。パーム油を例外としたのは、即席めん、ファーストフード、マーガリン、スナック菓子といった用途で日本に輸入されており、その輸送中の酸化防止の目的と考えられるそうです。
夏になると暑い暑い、冬になると寒い寒い、最近いい時期(春・秋)が短く困りますね。日本語を話さないアメリカ人の友人と「Whats App」で連絡をとり、英語の勉強中(笑)。通訳を友人に頼むつもりですが、あいつには負けたくないと思う今日この頃です(笑)

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