みりんの生産者訪問
2025.05.16
みりんの生産者が、2025年1月19日、Sさんがお亡くなりになりました。76歳でした。当会が日吉台で発足した当初からのお付き合いがあります。Sさんは、日本で伝統的な作り方をしたみりんが地元で売れなくなり、県外への販売をするため、当会に訪れたという経過を父から聞いています。本来みりんというものは、もち米、米、米焼酎を主原料として造っています。三河みりんでは、お米を玄米で仕入れ、自社で精米して米糀と米焼酎をつくり、蒸したもち米を混ぜて1年以上熟成させ、みりんとなります。料理にみりんを使うと砂糖では表現できないうま味と甘みがあります(上品な甘み)。そして、40周年の記念イベントにも参加していただいたことも私の思い出となっています。今後は、娘さん2人で協力して、みりん業を引き継いでいくそうです。ご冥福をお祈りするため、愛知県へ父と向かいました。線香をあげて帰ろうかと思いましたが、娘さんたちのご厚意に甘え、みりん醸造の見学も行いました。本物のみりんを使ったことない方はぜひ使ってみてください。  2025.03.15
2025.05.16 12:57 | 固定リンク | つぶやき

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